今日までに受託した相続手続きの内、相続登記が必要は分については、全て司法書士への手配が終わり、一段落って感じです。

 さて、私が開設しているホームページ等で、今年一番アクセス数が多かったのは、戸籍謄本の取り方のページになりそうです。

 なぜ多かったのかの理由はわかりませんが、きっと、ご自分で相続手続きをされようと思い、どの様にして戸籍を収集すれば良いのかを調べるために、いらしたのだろうと思います。

 この戸籍調査ですが、最近は戸籍簿のコンピューター化が進んできました。

 その際、コンピューター化される前の戸籍簿を、改製原戸籍と読んでいるのですが、特に、この戸籍を、通称「平成の改製原戸籍」と呼んでいます。...本当の呼び方は、別にあるんだろうと思います。

 わざわざ「平成の...」と言うぐらいですから、それとは別に、「昭和の改製原戸籍」と呼ばれるものもあります。

 細かい事は別にして、死亡された方の年齢にもよりますが、現在、相続手続きのための戸籍収集では、この両方の「改製原戸籍」が必要となる場合が増えていますので、改製原戸籍と呼ばれるものが、二種類あるという事だけでも知っておけば、調査がしやすくなる時があるかも知れませんね。

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 長くなりますが、改製原戸籍の「原」を、昔は「はら」と呼び、「はら戸籍」と言っていました。(役所の担当者にもよりますが!)

 最近では、「はら戸籍」といっても、役所の担当者には通じないようです。

[てるてる行政書士事務所]