久しぶりに合った友人から、「..で、お前なにしてんの?」と尋ねられ、「今、行政書士してるよ」とか言うと、「へぇ~、行政書士~っ?...で、行政書士して、何してんの?」とか言われた事があります。
確かに、行政書士って他士業と比べて、仕事の内容がイメージしにくいというか、地味って感じがします。
行政書士の業務について、日本行政書士連合会のホームページによれば、「行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、役所に提出する許認可等の申請書類の作成並びに提出手続代理、遺言書等の権利義務、事実証明及び契約書の作成等を行う。」とあります。
これだと解りにくいので、具体的な手続きとして、神奈川県行政書士会発行の案内書によれば、
【クーリングオフ】
内容証明作成など
【相続遺言】
遺産相続手続、遺言書の作成、遺産分割協議書の作成など
【成年後見】
任意後見契約書の作成、成年後見制度に関する相談など
【交通事故保険請求】
自賠責保険任意保険金(後遺障害、損害賠償金)の請求など
【帰化在留資格手続】
外国人在留資格申請、外国人登録、永住権、帰化申請手続など
【著作権】
著作権登録申請など
【建設業宅建業等許認可】
建設業許可申請、入札資格審査申請、経営事項審査申請等など
【法人設立】
株式会社、有限会社、NPO法人、学校法人、医療法人、福祉法人、その他社団法人、財団法人等の設立手続
【風俗飲食店等営業許可】
飲食店、クラブ、キャバレー、麻雀店、パテンコ店等の風俗営業許可申請、旅館、古物商、薬局、酒類販売等の許可など
【自動車登録等手続】
自動車登録申請、車庫証明、運送業許可申請など
【経理記帳】
会計記帳、決算書類作成など
....を、あげています。
随分と業務範囲が広いように感じますが、たとえば私の場合は、【相続遺言】、【法人設立】、【成年後見】を主な業務範囲にしていて、私の専門でないところは、その方面の専門の行政書士に引き継ぐようにしています。
更に、役所のほか、他の士業の分野にまたがるもの、たとえば登記なら司法書士や土地家屋調査士、測量だったら測量士など、関連する士業と緊密な連携をとっていますので、総合受付窓口としての役割もしています。
お気軽に行政書士にご相談ください。