3月11日の大震災以降、ACのCMで流れていた「こだまでしょうか」の作者 金子みすゞ さんが、三歳の娘さんの言葉を日記にした「南京玉」という手帳があるんだそうです。

娘さんは、この「南京玉」を読むまでは、母親に複雑な感情を持たれていて、これを読んだのをきっかけに母親の愛を知るようになったそうです。

さて、相続手続きをするなかで、いつもは怒ってばかりの父親が、子供たちに遺したメッセージを見つけたという話を聞いたことがありました。

またある時は、絶縁状態になっていた父親が、遠くに離れて生活していた子供に対して遺した膨大な冊数の日記を見つけたという話しを聞いたもありました。

いずれの場合も、生前、ちょっとした事から絶縁状態となり、そのままお別れをしてしまったケースのようですが、遺した方も、遺された方も、どんなお気持ちだったのか、想像が出来ませんね。