昨日の横浜は、春の嵐で、傘の骨が折れそうになりました。

さて、昨夜のNHKテレビで、終末期についての放送がありました。

私も、夕食をしながら、前半部分を観ました。

私の事務所でも、遺言書を作成する際に、法的な効力はありませんが、ご葬儀や法要のやりかた、アイバンク、墓地、祭祀主宰者の指定などを遺言書に盛り込むかどうかのお尋ねをしています。

それと併せて、遺言書とは別に、終末期医療・延命措置についての、尊厳死宣言公正証書の作成をされるか、お尋ねしています。

この尊厳死宣言公正証書、法的な効力はありませんが、過剰な延命措置を拒否することを文書にして、自分の意思を親族や医師に伝えようとするもので、 「終末期の事については、既に家族に話してあるし、理解してくれていると思うので、その様なものは必要ないです」と言われる方もいらっしゃいますし、「是非とも、遺言書と一緒に作りたい」と言われる方もいらっしゃいます。

...で、私の事務所では、尊厳死宣言のご依頼を頂いた場合、何故その様な措置を望むかを慎重にヒアリングをし、更に、将来ご自分の意思で取り消すことが出来る事も、十分に説明をしたうえで作成するように心がけています。

なぜなら、尊厳死宣言書を作成したあと、様々な経験や体験、入院など大きな環境の変化があると、それまでとは考えが違ってくる場合もあると思うからです。

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