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 先日の日経新聞に、葬儀についての特集記事があり、葬儀においての仏教の関わり方が変わって来ているとの話が出ていました。

 私の周りでも、家族葬や直葬でやったとかの話を聞く事がおおくなりました。

 そんななかで、先日お世話になった方のご葬儀のお通夜に出席したところ、いわゆる従来型のご葬儀で、最近出席したご葬儀の中では、盛大な方に属するものでした。

 私自身、どなたがどのようにご葬儀をされても、その方のご遺族のご都合でされれば良く、とやかくいうものでは決してありませんが、多様化する価値観のなかで、いろいろなご葬儀に出席する機会を頂き、質素ながらもご遺族が中心的な役割を果たすご葬儀を体験してしまうと、なかなか元に戻れない感じがして、従来的なご葬儀に、何か引っかかるものがあるように感じます。

 あるご葬儀で、「父の事を、本当に思ってくれた方以外は、葬儀に来て欲しくない」と、涙を流されながら言われたご遺族がいらしたのを、今更に思い出します。 

 義理で呼んで、義理で出席、そんなご葬儀は、だんだん減ってくるかも知れませんね。

[てるてる行政書士事務所]