以前、検査目的で、横浜市内のとある病院に入院した時に、看護婦さんから聞いた話です。

その病院には、オバケが出るんだそうです。

唐突な言い方ですが。

...正確に言うと、看護婦さんたちは、”霊”と呼んでいるそうです。

...で、看護婦さんたちは、みんな見ているんだそうです。

昨日亡くなったはずの人が、歩いていた..とか。

でも、みんな霊をみていても、わざわざ話題にはしないんだそうです。

病院という、生死が混在してながらのお仕事ですから、霊には恐縮ですが、相手にしてる暇が無いのかも知れません。

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さて、私の仕事でも、特に相続手続きの中で、たまにですが、不思議な出来事に出合うことがあります。

これは、”霊”が見えるとか、そういう事でなく、例えば、”絶対に、ここにあるはずがないもの”、”こうなることは、ほとんどあり得ないもの”...そんな現象です。

ご遺族のプライバシー、守秘義務もあり、書くことは控えますが、私がご遺族にその通りのことをお伝えしたり、物品をお渡しすると、ずいぶんと驚かれた方もいらっしゃいました。

先の”病院のオバケ”ではありませんが、私たちの世界だけでは解らない事があるのだろうと思います。

私たちが知っている世界なんて、ほんのわずかなものでしかないのかも知れませんね。