ちょっと強烈なタイトルですが、お許し下さい。
映画「エンディングノート」の事は、少し前から予告編を見て知っていましたが、出てくるお父さんの明るいキャラクターに、うまい役者さんだと思っていました。
この映画が、ドキュメンタリーで、登場しているお父さんが実在の人物で、本当に旅立たれたご本人だという事は、まったく知りませんでした。
映画の講評をみると、難しい題材ということからか、それこそ様々な意見があるようですが、私は予告編だけでなく、本編を観てみたいと思いました。
私の業務である遺言書作成のサポートでも、ご自身の最後を考えてらっしゃる方と私との出会いから始まり、それこそ「エンディングノート」に書くような事柄も含め、細かくヒアリングしていき、遺言書に入れ込む作業があります。
最近は、高齢化の進化に伴い、夫婦間の遺言から単身者の遺言に替わりはじめ、その内容も変わってきました。
遺影や死に装束、棺に入れるものまでも確認したり、葬儀社とのご葬儀の事前相談の確認までも行うこともあります。
ヒアリングでは、遺言者の言い残しや私の聞き逃しが無いように、遺言者の意思は十分に反映されているだろうか?、法律の規定は守れているだろうか?などを考えながら作業をします。
そんな時の光景を第三者が見れば、異様に感じるかも知れませんが、遺言者や私は、真剣そのものです。