先日立ち寄った古本屋で、店員さんどうしで、面白い雑談をしていました。

 店員さんA曰く...

 「あるお笑い芸人が、新幹線の中でお弁当を買おうと思い、ちょうどやって来た車内販売の販売員に声をかけたそうだ」

お笑い芸人: 「どんなお弁当あるの?」
車内販売員:「はい、富士に、浜松に、名古屋の三種類です」

---中略--- 

 今度は磯釣りの場面に変わって、子供が魚釣りをしている、おじさんに向かって聞いたそうだ...

 子供:「おじさん、なに釣ってるの?」
 おじさん:「さかなだよ」

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 ...だいぶ話をとばして書いていますので、分かりにくいかも知れませんが、上の二つの質問に対して、二つの答えとも、確かに間違ってはいない!...。

 店員さんA曰く、「これからの世の中、悪気がないのに、中身の無い会話をしてしまう、変な会話が増えるのではないか...結果、おかしな事になるのでは?」....とか言っていましたが、店員さんAの話は、それこそ、本当はもっと内容のある話だったのかも知れません。

 この記事もそうかも知れませんが、自分では相手に一生懸命に伝えようとするのに、相手には自分の思いが伝わらない...と言った場面が増えてきているように感じています。

 結局、この古書店では、店員さん雑談を聞いただけで、何も買わずに出てしまったのですが、何か考えさせられる一時でした。

 今度行ったときは、何か一冊購入と思います。

[てるてる行政書士事務所]